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【ぷちレビュー】フィルムカメラ Leica M6使ってみた!

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僕は本業が今のところ、リサイクルショップ勤めなんですが 中古のカメラを入荷したら、簡単なメンテナンスや動作チェックを任されています。 たまにいいものがあるので動作チェックで(*´Д`)ハァハァしてるわけです。 今回はなかなかの出物だったので紹介したいと思います。 135フィルム カメラ Leica M6 Leica製 M6 Leica製のレンジファインダー機で最も売れたLeicaの意欲作 M6(後期タイプ) です。 今回は50mmと90mmの単焦点レンズも一緒に入荷したので併せて動作確認しました。 露出計搭載の機械式カメラで撮影自体は電池がなくても可能です。 この手のカメラは作りがシンプルで使い方も簡単なので露出のことがわかっている人なら説明書なしでも比較的簡単に使えると思います。 実際、僕はそんなにフィルムカメラに触れることは無かったデジタル世代ですが特に迷うこともなく使えました。 軍艦部正面 正式名称はわかりませんが赤バッチの右にあるのが露出計で左側はフォーカシング用の小窓です。 軍艦上部 シャッタースピードのダイヤルとレリーズだけで絞りはレンズで調節します。 操作はまず絞りを決めてファインダーを覗きながらシャッタースピードで露出を調整するようにデザインされています。 フィルム2本分撮影しましたが迷うことなく直感的に操作できてスナップ撮影向きだなぁとしみじみ。 ファインダー内 右向きの赤い三角が露出の基準マークです。 適正露出だと丸が表示され右向きはアンダーで左向きはオーバーを表します。 これによりファインダーから目を離さずに露出を調節できるようになっていました。 ファインダー内に表示されているグリッド線もレンズの画角によって表示される範囲が変わる仕様で古いカメラにもかかわらず機械式でここまで実用的なのかと驚きました。 フルメタルのボディでコンパクトな割にやや重たい印象でしたがその分、剛性には安心感があり見た目の高級感も相まって所有欲も満たされるんじゃないでしょうか。 お値段が可愛ければ僕も欲しいところではあります。 しかし現在中古相場はボディ12〜15万円程度で取引されているようなので、レンズも合わせて20万オーバーだと僕にゃ高いすわ。 いやーそれでも仕事柄こんな...

フォトグラムのワークショップに参加してみた...けど

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フォトグラム ってなにか知ってますか? 僕は知らなかったんですが平たく言うと印画紙に物をおいて作る写真作品だそうで。 そのフォトグラムが体験できるワークショップが香川県の塩江美術館で行われるってことだったので参加してきました。 塩江美術館 塩江美術館! 塩江美術か… ちょうど Memory in Shionoe ~写真でたどる塩江の記憶~ という常設展もやってました。 ワークショップ参加者は無料で見れるお得感!今はもう見られない塩江の景色を記録した古い写真が見られます。 いざフォトグラム! さてさて本題のフォトグラムですが、まずは素材集めからです。 近くにある草花など自然のものを使用します。 ひっこぬいた草。 動物の頭骨や鳥の羽などなど。 素材が集まったところでレッツ フォトグラム! アナログ写真でも使用する引き伸ばし機を使用します。 つまり暗室作業なんですよね。 引き伸ばし機 と、現像液とかその他薬剤 そう、暗室作業なんですよ!! 制作作業は写真撮っても真っ暗で何も写りませんでした。 というわけで。 できあがったものがこちら。 こちら。 嗚呼、レポートになってねぇ。 作業中、写真の原始的な部分がクリエイトとと言うよりかはクラフトに近いニュアンスだなぁと感じ、カメラを使わない写真もかなり楽しめました。 フォトグラムの作業は実際にやってみないと聞いただけでは理解できないと思うので興味がある人や写真が趣味の方は機会があればぜひやってみることをオススメします! 今回ワークショップの講師は香川県の写真家 宮脇慎太郎さんでした。 宮脇さんは今年9月に写真集を出版され現在、全国各地で個展を行うなど精力的に活動されている写真家さんです。 写真家 宮脇慎太郎氏 今回はありがとうございました! 宮脇さんについての紹介も今後行いたいと思います。 写真集 曙光: The Light of Iya Valley も書店、Amazonなどで購入可能です。興味のある方はぜひチェケラ。