【レビュー】Ai-S NIKKOR 28mm/f2.8【オールドレンズ】

最近レビュー系が多いんですが今日も懲りずにオールドレンズを紹介しますよ。
好きなんでね、ふふん。



さてさて、焦点距離28mmといえばスナップシューターなら必ず通る道と言っても過言ではないんじゃないでしょうか。
スナップ最強のコンデジとの呼び声高い、かのRICOH GRも28mm単焦点ですしね。
引けばもちろん広く撮れて、比較的どのメーカーのレンズも最短撮影距離が短いものが多くて大きくも写せる。
そんな取り回しの良い焦点距離であると思います。

今回のレンズは「Ai-S NIKKOR 28mm/f2.8」です。
ぼくの持っているものは正確な製造年はぶっちゃけわからないんですけどね。
このモデルは実に1981年から2005年の24年間もの間、生産されていたロングセラーレンズです。

一番新しいとして10年前。
オールドレンズといえるのか微妙な年代のレンズですが、一応MFレンズということにして下さい。
設計自体は30年以上経ってるし…ね。

RAW撮影でLrのストレート現像。

写りに癖の少ない優等生

流石というか、やはりというか。
絞り開放ではピンの甘さや若干の収差、周辺減光が多少見られるものの、2段も絞ってしまえば普通に写ります。
24年間モデルチェンジが無かったのは伊達じゃない、最近のレンズに引けをとらない描写。
f2.8という無理のない開放値がその実力を下支えしているのかなと思ったり。
ニコンさんの技術力の高さをわかりやすく見せつけられた感じです。

少し色収差が出てますけど。
撮影条件を整えれば普通に写る。
普通。

明るすぎない開放値、取り回しの軽さ。
どれをとってもやはりスナップ向きの1本だな、と改めて思いましたね。
最短撮影距離が0.2mなのでスナップ散歩でランチの時のテーブルフォトもOK。

開放、最短撮影距離付近

なんというかこれといって目立つ特徴がないのはオールドレンズ好きには少し物足りない気がしますが
男としてはこのレンズがかつての技術者たちの努力と技術の賜物であることにロマンを感じてしまいます。


それにしても、もっと28mm使いこなせるようにならないとな…良いように書いてますがぶっちゃけ28mmあんまり得意じゃないんですよね。
もっと腕を磨かねば。

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