【レビュー】MIRANDA soligor f2.8/35mm【オールドレンズ】
ここ2、3年ほどミラーレス一眼が普及したおかげでいわゆるオールドレンズが流行ってるみたいです。
ぼくもオールドレンズの魅力にやられた。ミラーレスは関係ないけど。
で、持ってるオールドレンズのなかで今のところ一番古くてお気に入りのレンズが
MIRANDA soligor(ミランダ ソリゴール) 35mm/f2.8
一切の機能が無い時代のレンズは超ちっちゃい |
まぁ当たり前にマニュアルフォーカス。
そして時代を感じさせるプリセット絞りのマウント交換式単焦点レンズ。
1960年以前に作られているっぽい。
国産レンズなんだけど国内販売用ではなく輸出用、つまり逆輸入品らしい。
いろいろ調べたんですが、わかったのはこれくらい。
激レア!コンディションが良好な個体
ぼくが入手した段階でかなり保存状態がよく30年程度のレンズかな?なんて思ってた。ところがどっこい調べてびっくり、60年近く経ってるレンズ。
まぁその辺はさておき、本題のレビューです。
しかしマニュアルレンズの使い勝手を語るのは野暮というもの。
肝心なのは描写なのです。・・・誰や
プリセット絞りの操作に慣れてないので、ほとんど絞り開放でスナップしてきました。
拙い腕ですが以下作例をどうぞ
思ったよりクセがなく懐かしさのある写り
描写はやはり古いだけあって画面周辺がかなり個性的で滲む、歪む、暗くなる。それでもフィルムのようなノスタルジックさはなかなかのものです。
このレンズで撮った写真を見ていて特に特徴的だったのはその発色。
高輝度の光源が画面内にあると極端にコントラストが落ちるんです。
そこがこのレンズの気に入っているところでもあるんですが、色同士のとろけ具合が
ぼくの目で見たときと同じような眩しさをうまく再現できてる。
画角も35mmでスナップには持って来い。
APS-Cで使えば35mm換算で52.5mmとこれまた使い勝手の良い画角。
2016年1月現在でヤフオクなどでは1円〜4,000円程度で出品されてました。
カメラのキタムラなどの中古品を扱う店舗でもまれに在庫があるようです。
ヤフオクとかの個人取引では状態の保証はないですが「とにかく安く!」って人は
フリマアプリとかチェックしてみてもいいかもしれません。
大手の中古販売はある程度保証があったりするのでおすすめです。
このレンズ小ぶりで取り回しも良くて写りも味があってぼくは気に入っています。
気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
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